健康だより

骨密度検査を受け、骨粗鬆症対策をしよう!

2014/04/19

 骨粗鬆症は、骨からカルシウムが溶け出してしまうことにより、骨の中がスカスカの状態になり、骨がもろくなる病気です。
骨1 骨2
 骨粗鬆症は、脊椎の圧迫骨折や大腿骨頚部骨折などにより寝たきりの原因にもなります。
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 骨粗鬆症は男性にも見られますが、閉経による女性ホルモンの変化が骨密度を低下させるため、50歳くらいから骨密度が低下し始め60歳~70歳の女性の半数以上に認められるとの報告もあります 。

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 当院では、米国・ホロジック社(Discovery C)の最新骨密度測定装置を導入しております。着衣のままベットに仰向けになり5分ほどで検査は終わります。
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  腰椎の計測のようす(測定時間30秒)      大腿骨頚部の計測のようす(測定時間10秒)
          測定時間中は動かないようにして頂くだけの簡単な検査です。

 DEXA法は、放射線被ばくが微量ながらもあることが欠点ですが、腰椎圧迫骨折と大腿骨頚部骨折の原因となる骨粗鬆症に対して、その部位を直接測定できる点が優れています。また他の検査法と比べて、より正確に初期の病変まで見つけることが可能です。

 生活習慣病と同じように骨粗鬆症も若いうちから、予防・対策が必要です。
 骨粗鬆症の予防・対策は食生活の見直し運動日光浴がポイントです。

 早期発見、早期治療のために定期的な骨密度検査をお勧めします。